プロター/モト・モリーニ250CCの制作/1、ホイール

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私が初めてプロターのキットを手にしたのは

このモト・モリーニ250CCでした。

 

仕事の関係で知り合った、90歳近いお歳の

方と模型の話で盛り上がり、作ってくれと

頼まれたのがきっかけで、その時渡されたのが

このキットです。

 

プロターのバイク模型は以前に雑誌で見て

その完成度に息を呑み、行きつけの地元の

模型店に問い合わせたのですが、なんせ

田舎の小さい模型店、はなっから仕入れる

気力もなく話にもならない状態。

 

その時言われたのが『上級の腕がないと

とても作れない(お前には無理だ)』

 

本当はそんな高いもの売れる自身が

ないので仕入れない!と言うより、

仕入れルートがなかったのだと思う。

 

プロターは都会の模型店でしか入手

できなかったのだ。

 

でもその当時、私がこのキットを

手にしたら、中を見て恐らく

買わなかったでしょう(笑)

 

値段の割にお粗末すぎ!

 

では、制作にとりかかります。

プロターは輸入プラ…

自分の好きなように作って完成させれば

いいんです。

 

大雑把な組立て説明図は

『細かいことは言いません!あなたの

好きなようにお作りなさい』と優しく

微笑んでいるのです。

 

これがホイールです。

メッキギラギラでこのままでは安っぽい

なんとかならんのかね!

 

はい、なんとでもなります(笑)

今回はメッキを落として塗装します。

 

組んでみるとこういうふうになります。

スポークが太すぎなんですよね。

少しカッターでバリを取ってあります。

 
これがパッケージの完成写真です

このようになるのはちょっと我慢できない。
 

 

オートバイ模型はエンジンの次に

ホイール・スポークの仕上げが重要です。

この写真の仕上がりではいかにもおもちゃ

 

今回は時間がない(依頼品のため)ので

大きな改造はせずに、極力小さな労力で

良い雰囲気を出すよう進めていきます。

 

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スポークの研磨

耐水ペーパーを4ミリ位の帯状にに切り

スポークを1本ずつ削っていきます。

 
このスポーク、断面としてみると最初は

丸ではなくちょっと角張っているようです。

 

削り過ぎ、歪み・曲がりに気をつけて

今より少しでも細くなって見栄えが

良くなれば良い…ぐらいの気持ちで

気軽に削っていくのが、途中で

挫折しないコツです。

 

ちょくちょく全体を見て、まんべんなく

全体を削って、その繰り返し。

バランスよく仕上げます。

 

スポークの他にリムの部分とか、

バリが有ったりしますので、このあと

メッキを落としますが、その前に

なるべく下地を整えておきます。

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