羽鳥慎一モーニングショー!IPS細胞はどこまで進んでいるのか?

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羽鳥慎一モーニングショーで、IPS細胞は

どこまで進んでいるのか?という疑問を解消すべく

取材結果を特集、放送していたので見逃した方は

どうぞご覧ください。

 

IPS細胞とは?

 

人の細胞は1個の受精卵から始まります。

 
受精卵は分裂して

消化器・呼吸器などの臓器

表皮・神経などの皮膚

血液・筋肉・骨などの体細胞になります。

 
これらは分化と言って一方向に変化し戻ることは
ありません。
 

体細胞から血液とか皮膚の細胞を取り出して

山中ファクター(4つの遺伝子)を導入すると

IPS細胞というものができます。

 
これは受精卵にほぼ近いもので何にでも

なれるものです。
 

これに薬剤などで誘導すると人間の体のいろんな

細胞を作ることができます。
 

このIPS細胞で山中伸弥教授は2012年に

ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

 

心臓とか胃腸などができるのか?

 

IPS細胞は現段階では内臓をそっくり作ることは

出来ません。
 

パーツとしての細胞片を作ることはできて、それを

使っての治療が可能です。
 

心臓については安全性と効果を確かめるための

臨床試験を来年~再来年ぐらいには開始したい。

 

心不全の治療に役立てたい
 

心臓そのものは作れないけれども、心臓の元気な

筋肉の細胞は作れます。

細胞を移植することによって心臓の収縮力を回復

させることができます。

 

大阪大学ではIPS細胞から作成した心臓の筋肉細胞を

直径5~6cm、厚さ0.1㎜程度のシート状にして

心不全患者の心臓に張り付けるという治療法を研究

しています。

 

動物実験では心筋シートを張り付けると3か月後

には心臓の収縮力が平均19%改善しました。

 
これは寝たきりだった人が日常の生活に戻れるという

ところまで回復される場合もありますので、相当な

期待が持てると思っています。(山中教授談)

 

昨年アメリカでの心臓移植手術は3209件で

日本ではその約60分の一の52件でした。
 

心臓移植の件数が少ない日本ではIPS研究の成果が

期待されています。

 
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IPS細胞でがん治療

 

IPS細胞からがんを攻撃する免疫細胞を大量に作り

出すことに成功しています。
 

その技術を使って免疫細胞をより強力にして、がんを

やっつけてしまおうというアプローチ。

 
これは1年では難しいかも知れないが、数年以内に

臨床試験に入りたいなと思ています。

 
IPS細胞を使った免疫療法

 

患者さんの体の中にあるがんを認識するリンパ球だけを

探し出してきて、そのリンパ球からIPS細胞を作って

増やしてもう一度リンパ球に戻す・・・

 
そうするとそのがんを攻撃するという記憶はちゃんと

残っているんです。
 

もしくは普通のリンパ球を増やして、ある特定のがんを

攻撃するようにゲノム(遺伝子情報)を書き換えて

その後に患者さんに戻すといったアプローチも

考えています。
 

問、それは患者さんのIPS細胞を使うのですか?

「IPS細胞ストック」という既製品を作っています。

 
ドナーの方からIPS細胞をあらかじめ作っておいて

いつでも提供できる、しかも非常に安い価格で提供

できる、そういう準備を進めています。

 
当面の間は日本人の半分をカバーするストックを作る

これは10種類ぐらいのIPS細胞を作れば半分を

カバーできます。

 
残りの半分は100種類とかそれ以上の多くの種類が

必要になってくると思います。
 

まずは日本人の半分をカバーする10種類のIPS

細胞ストックを作って、日本のいろんな研究者に

提供しようというのが今の計画です。

 
これまでのところ、2種類の免疫のタイプを持った

IPS細胞ストックの提供をすでに開始しております。

この2種類だけで日本人の4人に1人ぐらいカバー

できる力があります。
 

IPS細胞の新たな使い方

 

薬の開発です

難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)の特効薬を

研究しています。

 
健康な人と病気の人の両方からIPS細胞を作り出し

比較出来るようになりました。
 

それを使って「なぜ病気になるのか」という原因の

解明ができますし、病気の進行を抑える薬の探索が

ものすごい勢いで進んでいます。
 

今までは動物実験が主で、動物用の薬はできたけど

人用の薬は完成できない…ということがあったそうです。

 

IPS細胞が出来て人の細胞、それも健康な人の細胞と

病気の細胞が両方比較できる環境が出来てこれから

飛躍的に薬の開発が進むようです。

 

IPS細胞がいかに重要な役割を果たしてくれるのか

これから次々とその成果が表れてくるでしょう。

良い薬が出来たり治療法も開発されたりと、もうすぐなので

それまで少しでも健康な状態でいられるようにしたいものですね。

 
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